世間一般の人はデザイナーが考えるほどクオリティを気にしていない説

こんにちはゾエです。今回は妻と外食をした時の話です。

パスタ

僕はデザインの仕事をしているせいか、お店のメニューやポップなどのデザインも無意識のうちにマジマジと見てしまい、何を食べるか決めるのを忘れてしまうことがあります。

メニューに載っている料理の写真が美味しそうに撮影されているか、使用されているフォント(文字の書体)は店の雰囲気やコンセプトに合っているか、もう少しこういうデザインの方が、料理のコース内容が分かり易くなるのではないか…..と気になってしょうがないのです(笑)

クオリティを気にしない?

デスクトップ

しかし妻は「世間一般の人は、デザイナーが考えるほどデザインとか写真のクオリティを気にしていない。」と言います。
“デザイナーが考えるほど”の定義が難しいところですが、料理の写真について構図やライティングがどうとか分からない。ある程度どういう料理か分かればよい。よほど不味そうな写真でなければ問題ないと。
「異議ありッッ!」と言いたいところですが、あまり反論すると食事前に妙な空気になってしまうのでいつも黙っています(笑)

神は細部に宿る?

ただ、最近では次のような考えにもなりました。
例えば衣服。生地がどうとか、縫い目のクオリティがどうとか正直僕はあまり気にしません。気にしていないというと語弊がありますし、もちろんそれらのクオリティが高いに越したことはありませんが、”ある程度”の着心地・品質・見た目のデザイン・価格が気に入れば購入して着ます。
よほど品質の悪い場合でない限り気にしない、気がつかない、分からないのです。
しかし服飾デザイナーやアパレル関係の人からすると、そういった細かな部分のクオリティも気がつくし、気になって拘ることもあるでしょうね。

「神は細部に宿る」という言葉がありますし僕もそう思いますが、なんとなく妻の意見も分かるような気がしましたとさ。

zoe