UTMって何?

UTM(ユーティーエム)という言葉を聞いたことはありますか?

今回はセキュリティのお話です!
知っている人も知らない人も、今後の会社運営には必要になってくると思いますので5分ほどお付き合いくださいm(__)m

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「UTM」というのは
Unified Threat Management」の略で、「統合脅威管理」と訳されます。

いやいや!
和訳してもなんか物々しくて分かりにくくない!?

簡単に言うと
さまざまなサイバー攻撃(脅威)の対策(管理)を1台に統合しますよ!
というセキュリティ機械のことです。

・・・ん?
個人だとPCにウイルス◯スターみたいなソフト1つで管理してるけど・・・?
わざわざそんな機械がいるの?

個人レベルであればそれでもよいでしょうが、
会社のようにある程度の組織になると、組織全体のセキュリティを構築する必要があります。
最後のセキュリティホールは「人」と言われているように、どんなに個々のPCを守っても、それを扱う人のミスによってウイルスに感染してしまうことが多いのが実情です。

人的ミスを防ぐには、
ネットワーク内に入ってくる前にできるだけこうしたリスクを排除しておくシステムが必要になります。いわば川上での対策ですね。

一方で、
これまで会社全体のセキュリティを構築する際には、
ファイアウォールはA社、アンチウイルス対策はB社、アンチスパム対策はC社・・・というように多くのセキュリティサービスの中から、対策対象に合わせてそれぞれ選定・購入する必要がありました。
こうなるとソフトウエアごとで操作も異なり、運用しにくいシロモノになってしまいます。

そこでUTMの出番です!
UTMは1つの管理画面上でファイアウォールから各種脅威対策まで一元管理ができます。
つまり、分かりやすいし、使いやすいし、余計なコストも抑えられるってわけです。

UTMって何をするの?

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イメージとしては
インターネットの入口に空港の検査官が警備しているイメージです。
インターネットの入口で不正なファイルが入ってこないか、不審なデータの流出がないかチェックして防ぐ機能があります。

え?それってファイアウォールと同じじゃない?
と思われる方もいるかもしれませんが、
ファイアウォールは内部からの通信はほぼ許可しています。

いわば、
入国はチェックしても、出国はほぼスルーされてしまっているんです!
・知らぬ間に侵入されたスパイに機密ファイルを持って出国されているかもしれません。
・社内PCからエ□サイト(ウイルスの巣窟)へバカンスに向かう人がいるかもしれません。
そうしたことも未然にシャットアウトしてくれるのがUTMです。

UTMのセキュリティ機能
ファイアウォール、アンチウイルス・マルウェア対策、アプリケーションゲートウェイ、不正侵入検知、コンテンツ・フィルタリング、VPN、ランサムウェア対策・・・
これらの機能すべてがUTM1台に入っています。

実はUTMは大手企業などでは、もはや一般的に導入されているシステムです。
一方、ハイスペック&高額であったため、中小企業には導入されづらいものでした。
しかし近年になって比較的安価に導入できる中小企業向けのラインアップができ、普及が進みつつあります。

UTM導入なら!

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そこで!
この度弊社でもCheckPoint社のUTMのご提案を開始しました!

数あるUTMの中でも弊社イチ押しの製品です!

UTMについてもっと知りたいことがあれば、お気軽にお問い合せくださいね!
いろいろなセキュリティ情報についても今後発信していきますので、よろしくお願いします!
「サイバー攻撃=個人情報流出=損害賠償問題」のいま、セキュリティ強化は重要ですよ!

今回はまずUTMの概要についてお話しました。
次回はもう少し詳しいお話もできればと思います!

最後に
サイバー攻撃をリアルタイムで可視化した面白いサイトがありますのでご紹介します。
ThreatCloud Live Cyber Attack Treat Map
https://threatmap.checkpoint.com/ThreatPortal/livemap.html

うわー、インドめっちゃ狙われてる!
インドネシアもめっちゃ狙われてるのはなんで!?
・・・みたいな暇つぶしができます!笑
(日々狙われているという、とても怖いモニターなんですけどね^^;