ハイパスを極めよ! Photoshopレタッチ講座?
こんにちは!
1人まごまごしているソノダです。
今回は業務でもよく使うPhotoshopでレタッチのやうなものをサラッとやってみたいと思います(^_^)
まずは素材の準備!
いい加減な撮影ですが、明るく撮れているのでよしとします。
いただけない背景を削除!
何はともあれ背景がいただけないので、とりあえずゴソゴソして人物だけを切り抜きます。
最近のPhotoshopは境界線の調整(CS2015.5からは選択とマスク)など、簡単に高精細に切り抜けて楽になりましたね。
今回はそれプラスチャンネルを使って切り抜きました。
続いて真っ白な背景では眩しいのでグレーで塗りつぶしてます。
肌をレタッチ
この少年、顔はハーフで日本人離れした美少年なのですが、ちょっとソバカスなどが目立ちます。
それをスポット修復ブラシツール(ショートカットキー J)で整えていきます。
この時、レタッチで肌の質感がなくならないように、
修復ツールでレタッチするレイヤーにレイヤースタイルなどで作ったテクスチャーをクリッピングさせてます。
なんかあれなので目をギラギラさせる
そのままでも異国風漂う顔なんですけど、さらに目をギラギラさせてターミネーターのようにしてみました。
ハイパスフィルターで質感アップ!
これまでのレイヤーの統合画像を一つ作り、その画像に今回のキモ、フィルタから → ハイパスをかけます。
半径は13.4ぐらいの割と強めのハイパスレイヤーと半径1.8ぐらいのキメの細かいハイパスレイヤーを作ります。
ハイパスフィルタとは?
デジタル画像はどんなものでも波の成分に分解できます。
波の成分に分解することを空間周波数といって細かい波の成分ほど空間周波数が高いと言います。
興味のある方は空間周波数と画像検索してもらってその画像にハイパスフィルターをかけてみてください。
空間周波数の高い、低いの意味がよくわかると思います。
作ったハイパスレイヤーはそのままでは50%グレーになんかごにょごにょした画像ですので、
描画モードをオーバーレイに変えます。
(オーバーレイは50%グレーを無視してそれより明るい部分はスクリーンに、暗い部分には乗算をかける演算です)
そうすると、肌の質感などを際立たせることができたと思います。
今回はキメの細かいハイパスレイヤーは4層ぐらい複製して効果を増幅させました。
仕上げにカラコレして完成!
主にトーンカーブやトーンカーブを使って、
止めにもう一度トーンカーブを使って全体を整えました。
最後にドラクエ5のロゴを添えたかったのですが、大人の事情で泣く泣くフィニッシュです。
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